レビューブログを始めてみたはいいけど「書き方が分からない」という初心者向けに、レビュー記事の書き方をまとめました。
予めポイントを挙げていくと、以下のことを意識して書けばいいと思います。
- 良いことも悪いことも隠さず率直に書く
- なるべく簡単な言葉で分かりやすく書く
- 商品を購入してどのような悩みが解決されたかを明確に書く
上記のことを意識して、読者の購買意欲を刺激する有益な記事を書いていきましょう!
レビューブログを読んで買う人は「今買うか悩んでいる人」
レビューブログを読みに来る人は、ほぼ間違いなくその商品を購入しようか検討している人です。
消費者の種類をざっくり分類してみると、以下のように分けられます。
- 既に持っている人
- その商品を知っていて購入を検討している
- その商品を知っているが購入を考えていない
- そもそも商品を知らない
あなたが商品の購入を考えるとき、たぶん何らかの媒体で調べた上で購入を検討するはずです。特にGoogleで商品名を入れて検索してみたり、Amazonで直接レビューを見る人は多いと思います。レビューブログの集客は、Googleで商品名を入れて検索してくる人をターゲットとします。
そのターゲットが2の「その商品を知っていて購入を検討している」人になります。検索して調べている時点で購買意欲が高いと考えられるのです。
3と4については購入意欲がないので、そもそもブログに来てくれる可能性は低いです。1の既に持っている人は、もしかしたら他の人の使用感等を調べに来るかもしれませんが、持っているのでわざわざもう一つ購入しようだなんて考えません。

つまり「購入を検討している人」がどのような情報を知ったら購買意欲が高まるのかを考えて、それを記事に書けばいいのです。
おそらくあなたがその商品をを購入したとき、何か購入に至った理由があるはずです。例えば「頑丈」とか「高機能」とか「安くてもしっかり使える」とか、購入の決め手となることをしっかりとアプローチすれば読者の購買意欲を刺激できるはずです!
率直なレビューを書こう!
良いところだけでなく、悪いところもしっかりと書くこと
例えばパソコンを購入するとして、他の人が書いたレビューを見るとき、良いことが書いてあると当然「お、良さそうだな」と思います。しかしパソコンも安くありませんし、良いことだけが書かれたレビューをただ鵜呑みにするのではなく、「どこか欠点はないのだろうか?」としっかり調べてから購入したいものです。
高価なものほどそうなのですが、消費者は欲しい商品の利点だけでなく欠点までしっかりと下調べしてから購入します。理由は失敗・後悔したくないからです。
レビューを書くときに欠点を書いてしまうと購入されないのではと思うかもしれません。読者目線でその欠点が許容範囲だったり、欠点をカバーできる機能があれば購入に至ります。
良いところを褒めるのはもちろんのことですが、悪いことを悪いと書くこともまた商品レビューでは大切なことです。
※もちろん、欠点のない商品であれば無理に欠点を探す必要もありません!

率直なレビューを書くことは、人としての信用問題にも繋がってきます。
欠点を隠したレビューを書けばSNS等で「こいつテキトーなレビュー書いているぞ!」と批判される可能性もありますので…。まあ当然の報いだと思いますが。
なるべく分かりやすい言葉で書く
長文を書いていると、無理して難しい言葉とか言い回しを使いたくなってきます。あまり同じ言葉を使うのも見栄えはよくありませんが、なるべく分かりやすい言葉で書くように心がけましょう!
特に、分かりにくいカタカナ語とか控えるようにしましょう。読めばスッと頭に入ってくる簡単な日本語を使ってレビューを書いてください!
読者が最も知りたいのは「購入後の変化」
例えば掃除機のレビューを書く場合、スペック表やカタログに記載された内容から「だから凄いんです!!」と主張されても、読者としてもイマイチ購入の決め手に欠けてしまいます。
読者が最も知りたいのは、その商品を購入する前と後で何がどう変わったかです。その商品自体が凄いことは既に知っていて、その上で購入する価値があるのかどうかを知りたいのです。わざわざレビューを見に来る人は、今抱えている欲求を満たしたり悩みを解決できるかを調べているのです。
引き続き掃除機を例にしますが、以下のような体験談があると「この掃除機は悩みを解決してくる!」と感じませんか?
- これまで使っていた掃除機は、カーペットに貼り付いたホコリを吸い上げられなかった
- だから吸引力が強力と評判の○○という掃除機を購入した
- 今までは取れなかったホコリも吸い上げられるようになった
- だから掃除にかかる時間が短縮されて、他の家事に使える時間が増えた
3については写真も交えて説明すると、従来品との違いがはっきり分かるので、同じように古いモデルの掃除機を使っている人の購買意欲を刺激できる内容になります。また4については「今まで家全体を掃除するのに30分かかっていたのが20分になった」とレビューに書かれていたら、この掃除機を使ってみたいと思いませんか?
商品購入前に抱えていた問題を、購入後に解決できるかどうかをレビューを読んで知りたいのです!
購入後にしばらくしてから商品の変化具合を追記する
購入後すぐに使ってみて、すぐにレビューを書きたいものだと思います。買ったばかりが一番モチベーションが高いので、書けるときに書くのが正解です。
ただ記事を書いてしばらくしてから追加情報を入れると良いかと思います。購入直後では気づかないことなんて多々ありますし、特に耐久度とか経年変化の具合等知りたい人は多いでしょう。
使い続けている人しか知らない情報をブログに追記して、更に読者のためになる記事にしていきましょう!
レビュー記事用のフォーマットを作っておくと便利!
ジャンルを絞ってレビューブログを運営していく場合、当然同じカテゴリの商品をいくつもレビューしていくことになります。商品ごとに特徴はありますが、しかし注目するポイントはだいたいどれも同じです。
同じカテゴリの商品を多くレビューしていく場合、予めレビュー記事用のフォーマットを準備しておくと記事の作成が簡単になります。
私が運営している文ログでは筆記具のレビューを書くとき、だいたい以下のような流れになっています。
- 購入理由
- デザイン
- 握り心地
- 書き味
- 総評(まとめ)
以上をフォーマットとして、モノによって他社商品との比較や購入後の変化等を綴っています。基本的には読者が知りたいであろう情報をフォーマットにする形です。
書くことや評価するところを決めておくことでスムーズに記事作成できますよ!
まとめ:読者のニーズを理解して率直なレビューを書こう!
レビューブログを読みに来る人は、たいていその商品を買おうか悩んでいる人です。その判断をするために以下のような情報を求めています。
- 実際に使ってみてどうだったのか
- 商品を購入する価値があるのかどうか
読者にとってその買い物は大きな買い物かもしれません。だからただベタ褒めするのではなく、良いところと悪いところの両方を素直に書きましょう。「欠点を挙げると売れないのでは?」と思うかもしれませんが、その欠点を他でカバーできるほどの魅力がある商品は売れます。
読者にとって有益な記事とは率直なレビューのことです。自分の利益を優先して良いことばかりしか書かなかったり、誇張な表現や嘘が書かれている記事は有害でしかありません。また読者も様々なレビューに目を通す可能性が高いので、テキトーなことを書いていたらだいたいバレて、結局自分の評価を下げるだけです。
商品購入を検討している人にとって嘘偽りのない率直なレビューを書くように心がけましょう!